プレスリリース

Sustechと両備ホールディングスが資本業務提携

2022.9.1


共同で200億円規模の再生可能エネルギーファンドを設立へ

 株式会社Sustech(代表取締役:丹野裕介・飯田祐一郎/以下、Sustech)と両備ホールディングス株式会社(代表取締役社長:松田敏之/以下、両備HD)は資本業務提携契約を締結し、太陽光発電案件を主な投資対象とする再生可能エネルギーファンドを共同で設立することに合意いたしました。

ファンド設立合意の背景

 Sustechと両備HDは、Sustechが開発する電力運用プラットフォーム「ELIC」を用いた地熱発電運用の実証実験を共同で実施する等、カーボンニュートラル社会の実現に向けてこれまでも協業してまいりました。
 両社が連携を進めていく中で、再生可能エネルギー(以下、再エネ)をより普及・発展させていくためには、資金供給も含めたビジネスエコシステムの構築が必要と考え、太陽光発電所の設置・運用保守ノウハウや独自の電力運用プラットフォームを保有するSustechと、私募REIT等豊富なファンド運用実績を持つ両備HDで、共同ファンドの設立に向けて始動するに至りました。

太陽光発電案件を中心に投資し、電力運用支援も実施予定

 ファンド運用総額は200億円を想定しており、投資対象は主にFIP制度を活用した太陽光発電案件を予定しております。FIT制度(再エネ電気の固定価格買取制度)の買取期間が順次終了していくことに伴い、今後はFIP制度(市場連動の売電価格にプレミアムを上乗せする制度)を活用した再エネ導入が期待されており、新ファンドではFIP制度を活用した太陽光発電案件を中心に投資していくことで、再エネの更なる普及に貢献してまいります。
 また、Sustechが運営する電力運用プラットフォーム「ELIC」では太陽光の発電量予測技術の高度化を実現しており、「ELIC」を活用することでFIP制度における課題とされているインバランスリスクも低減しながら、投資プロジェクトの再エネ電力管理・運用支援についても提供していく方針です。
 この度の合意に基づき、Sustechが持つ太陽光発電プロジェクトに関するネットワークと両備HDのファンドマネジメントノウハウを活かして、今後新ファンドの早期立ち上げを目指して協業を進めてまいります。

両備ホールディングス株式会社について

創業以来100年超に渡り、人・モノ・情報を「運ぶ」ことに特化して事業を拡大。現在は「トランスポーテーション&トラベル部門」「ICT部門」「くらしづくり部門」「まちづくり部門」の事業セグメントで企業数42社を擁す両備グループの中核企業で、国内外問わず、地域に根差し地域発展に資する事業を水平・垂直に展開している。

代表取締役社長:松田敏之
住所:岡山県岡山市北区下石井2-10-12 杜の街グレース オフィススクエア5階
設立:1910年7月
資本金:4億円
HP:https://www.ryobi-holdings.jp/

20220901_Sustechと両備ホールディングスが資本業務提携 共同で200億円規模の再生可能エネルギーファンドを設立へ.pdf


運営会社

株式会社Sustech

代表取締役:丹野裕介・飯田祐一郎
住所:東京都港区芝3-1-14 5階
URL:https://sustech-inc.co.jp/
TEL:03-6722-6301

Sustechは、2021年の創業以来、「テクノロジーを活用し、企業と社会のGXに貢献する」を経営理念に掲げ、脱炭素化支援プラットフォーム「CARBONIX」や分散型電力運用プラットフォーム「ELIC」など地域や社会におけるカーボンニュートラル実現に向けた事業を複数展開しています。GHG排出量の可視化から削減策のご提案、分散型電力の管理や環境価値運用等、企業の環境対応における戦略策定から実運用まで、ワンストップで支援をしています。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社Sustech広報部

TEL:03-6722-6301

お知らせ一覧に戻る

GHG排出量の算定から繋げる、
カーボンニュートラル戦略。

CARBONIXについて、以下のご質問やご相談など、お気軽にお問い合わせください。

  • ・ CARBONIXに関する質問
  • ・ ご利用登録に関する申し込みや相談
  • ・ 料金プランの詳細