株式会社Sustech（代表取締役：丹野裕介・飯田祐一郎 本社：東京都港区／以下、Sustech）は、このたび、GHG排出量に関する第三者検証機関であるソコテック・サーティフィケーション・ジャパン株式会社（以下「ソコテック」）による、当社が設計・開発する脱炭素化支援プラットフォーム「CARBONIX」について、独立の立場からGHG排出量の算定・出力に関するGHG算定システムとしての客観的な妥当性評価を行い、妥当性確認の保証を取得したことをご報告いたします。

　昨今の脱炭素化の潮流の中、GHG排出量の削減は重要な経営課題の1つに位置付けられています。社会全体でGHG排出削減に取り組む中、GHG排出量を把握することが、世界中の企業にとっての課題となっております。当社はGHG排出量の可視化から、排出量削減計画の策定及び実行、コーポレートPPA等による再エネ可能エネルギーの提供まで、企業と社会のカーボンニュートラル化をOne Stop Shopソリューションでご支援しております。
この度、ソコテックによる、ISO14064-3:2019※に準拠した第三者妥当性確認を実施し、「CARBONIX」がGHG排出量算定システムとして、
「GHG PROTOCOL Corporate Accounting and Reporting Standard」
「GHG Protocol Scope 2 Guidance」
「GHG PROTOCOL Corporate Value Chain (Scope 3) Accounting and Reporting Standard」及び「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(ver.2.6）」(環境省・経済産業省)の基準に基づいて適切に算定・出力されるものとして設計されていることについて、妥当性が確認されました。

　「CARBONIX」をご利用いただくお客様には安心して信頼性のあるGHG排出量計算にご活用いただけます。Sustechは今後も、カーボンニュートラル社会の実装に向けて、真にインパクトのあるグリーンビジネスの実現を目指して参ります。

※ISO14064-3 温室効果ガスに関する主張の妥当性確認及び検証のための仕様並びに手引

ソコテックによる妥当性保証の概要　　　　　　　　　　

保証の対象	CARBONIX Ver. 1.260
保証の対象項目	Scope1、Scope2（マーケット基準）、Scope3
保証の確認範囲詳細	当算定システムの使用者の算定バウンダリーの設定方法、入力データの選択と入力方法、算定方法論、算定に適用される係数、演算処理、GHG排出量の表示
保証に適用した基準	ISO14064-3:2019およびソコテックの定める手順
保証を提供した日	2024年7月22日

脱炭素化支援プラットフォーム「CARBONIX」について

　「CARBONIX」は、企業のGHG排出量算定をクラウド上で行うことができる脱炭素化支援プラットフォームです。GHG排出量算定には企業活動およびサプライチェーン全体における膨大なデータの収集・分析が必要になりますが、「CARBONIX」の活用によってTCFD提言に則したGHG排出量の算定、及び排出量削減目標の設計から進捗管理まで、一気通貫で行うことが可能になります。

20240806 CARBONIXがISO14064-3妥当性保証を取得.pdf