地域と企業の未来を支える
北洋銀行×Sustechが描く脱炭素のかたち

2025.2.10

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株式会社北洋銀行
ソリューション部

佐々木 様
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株式会社Sustech
CARBONIX担当

丸瀬

CARBONIXを知ったきっかけ

株式会社Sustech

丸瀬

本日はよろしくお願い致します。

最初に「CARBONIXを知ったきっかけ」について教えていただけますか?

株式会社北洋銀行

佐々木 様

Sustechから連絡を受けて、東京支店で面談をさせていただいたのが最初です。

私たち北洋銀行は2021年よりサステナブルファイナンスやSDGs宣言策定支援サービス等を通じて、お客様のサステナビリティやカーボンニュートラル支援に取組しています。これらの支援が、お客様の企業価値向上並びに北洋銀行の価値向上に資する重要な取組と位置づけ、様々な商品開発や施策に取り組んでいます。

今後更に加速化するカーボンニュートラルへの対応を幅広く支援すべく、脱炭素経営への支援メニュー拡大を考えていた際に、Sustechから連絡を受けて、お会いさせていただきました。

Sustechとの業務提携を決めた2つのポイント

株式会社Sustech

丸瀬

数ある脱炭素支援企業の中で、Sustechを選んだ決め手は何ですか?

株式会社北洋銀行

佐々木 様

Sustechに魅力を感じ、業務提携をすることにした決め手には2つのポイントがあります。

①見える化から再エネ支援まで

まずは、GHGの見える化を行うソフトだけにとどまらず、「省エネ診断」「SBTの認証の取得支援」「太陽光のPPA」など再生可能エネルギーの導入やクレジットなどまでワンストップで支援していただける点に魅力を感じました。

見える化だけでなく、そこから目標を設定して削減に取り組んでいただくことが重要であり、Sustechのソリューションにより、お客様の問題解決に伴走支援できると考えたからです。

また、設備投資ではなく運用改善でコスト削減する提案を行うSustechの「省エネ診断」も、お客様である中小企業に響くポイントになると感じております。

②魅力的なプラン内容

北洋銀行のメインターゲットとなるのは道内企業です。道内企業では、産業構造等もあり、本州に比べ、まだまだ脱炭素についての機運醸成が進んでいません。

そのため、「脱炭素についてコストや人的リソースをかけられない…」という結果になることも多い印象です。

Sustechには無料で使い始められるプランなど、始めやすい価格形態のサービスが揃っているため企業規模や取組度合等、お客様の様々なニーズに応じた提案ができると感じられました。

お客様の課題解決に貢献できるサービス内容であり、ぜひ北海道のカーボンニュートラルを進めていくうえで、協業させていただきたいという結論にいたりました。

企業にCARBONIXを提案してみて

株式会社Sustech

丸瀬

CARBONIXを企業に提案した際の反応はいかがでしたか?

株式会社北洋銀行

佐々木 様

多くのお客様に関心をもっていただき、導入数も増えております。

プラン内容を確認して、まずはトライアルで使ってみたいと感じていただき導入につながるケースが多いですね。

お客様に響く商品サービスを作るために

お客様に喜ばれる商品サービスを開発するために、営業店の行員だけでなくソリューション部もお客様である企業の元に直接出向いています。

お客様に響かない商品サービスを作って営業店に丸投げしても、売れませんよね。

そのため営業店のサポートをしつつ、お客様から直接話を聞くことを大切にしています。

また同時に、行員のサステナビリティに対するリテラシーの向上を目指すためにも、営業店と共に帯同渉外をすることが重要だと考えています。

北洋銀行・小樽市・Sustechの3社連携について

株式会社Sustech

丸瀬

北洋銀行・小樽市・Sustechの3社連携が実現しましたが、北洋銀行として、自治体との連携を考えるようになった背景を教えてください。

株式会社北洋銀行

佐々木 様

北海道のサステナビリティやカーボンニュートラルを広げていきたいという観点から自治体様との協業を検討していました…。

実際に、ヒアリングをしていくと、自治体様にもいろいろな課題があるということに気づき、「北海道の地域金融機関としてできることはないか」と様々な提携企業と課題解決に向けたスキームを検討していたのが背景にあります。

小樽市様とは、地域のカーボンニュートラルを進めていくために検討を進めていました。その際にSustechとの業務提携が決まり、Sustechの様々なソリューションを活用した連携ができると思い、お声がけさせていただきました。

サステナビリティやカーボンニュートラルは、少数の企業だけが取り組めばよいというものではありません。その地域の住民の皆様も含めて、地域一体で取り組むことで、地域の価値向上につながると考えており、今後ますます人口減少に伴う経済の衰退が危惧される地方では、より必要な取り組みであると感じています。

その地域の社会や環境課題に取り組むことは、地域金融機関の責務であると思いますので、引き続き、様々な自治体様が抱える課題について貢献していきたいと考えております。

北海道の脱炭素の取り組みに対して北洋銀行が目指すもの

株式会社Sustech

丸瀬

北海道の脱炭素の取り組みを支援するうえで、北洋銀行が目指す方向性を教えてください。

株式会社北洋銀行

佐々木 様

当行の「お客さま本位を徹底し、多様な課題の解決に取り組み、北海道の明日をきりひらく」という経営理念に沿いながら、今後も脱炭素支援を進めていきたいと考えています。

「お客様のことを知る」という企業文化を大事に

これから、北海道に脱炭素の取り組みを定着させるためには、まず私たちがお客様のニーズをしっかりと捉えながら、支援していくことが大切だと考えています。

・脱炭素経営への理解が得られない
・カーボンニュートラルを目指すマインドが不足している
・コストや人的リソースが確保できない

など、初期課題をクリアできない企業様や自治体様は少なくありません。

脱炭素を進めることで、それがやがて企業や地域の価値となっていくと思います。

その価値を創造していくストーリーを企業や自治体と共有し、進めていくことが重要であると考えています。

そのためには、私たち自身がしっかりとお客様や地域のことを知り、どこに課題や問題があるのか理解・共有したうえで、皆様と一緒に取り組んでいきたいと考えています。

地域の特性を踏まえた取り組みを進める

ひとことで北海道と言っても広く、地域によって特徴はさまざまです。

地域によっては「脱炭素やサステナビリティへの意識や理解が進んでない」というケースもあります。

たとえば、水産業が盛んな地域であればブルーカーボンを切り口に、森林が多い地域だと森林クレジットの話を取り入れることで、身近なものだと感じてもらえるでしょう。

まだまだ地道な普及啓発が必要だと思いますが、今後も地域に寄り添いながら北海道全体の脱炭素に貢献していきたいです。


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    地域と企業の未来を支える
    北洋銀行×Sustechが描く脱炭素のかたち

    ソリューション部

    CARBONIX担当

GHG排出量の算定から繋げる、
カーボンニュートラル戦略。

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